今回のお話は芥川龍之介です。
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誰もが一度は何かを読んだことがあるでしょう芥川龍之介先生ですね。
私は日本昔話で「蜘蛛の糸」
高校の教科書で「羅生門」
あたりは読みましたねー。
芥川龍之介の詳しいことはwiki先生で。
青空文庫の作品一覧はこちら。
芥川龍之介と聖書
聖書、と聞いて「芥川龍之介ってクリスチャンだったの?」と思った人も少なくないはず…。
私も最初そう思いました。
が、そういうわけではないみたいです。
ですが、聖書に魅了されたのは確かなようで全部で17編の切支丹物を書いています。
例えば
とかですね。
芥川が初めて手にとった聖書は友人からの贈り物でした。
気になるところに赤いラインを引くほどに熟読していたそうです。
そして、ドイツ人宣教師から話をきくことにより
ますますキリスト教熱は加熱していったとか。
それでもクリスチャンと名乗ることはなかったようです。
芥川龍之介はその生涯を自殺で締めくくります。
『将来に対する唯ぼんやりとした不安』を抱えたまま
睡眠薬を大量摂取しました。
その枕元には、聖書があったそうです。
日本近代文学館には、その聖書が所蔵されています。
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芥川龍之介と汁粉
司書のみなさん業務お疲れさまです。疲れたときには甘い物でちょっと一息つくのもいいですよ。今日の食堂のスペシャルメニューは汁粉です。 #文アル飯 pic.twitter.com/i7YiPfJWS2
— 食堂のおばちゃん@或図3ス11b (@Bnal_meshi) 2017年12月11日
芥川龍之介は随筆に残すほど大のお汁粉好きです。
関東大震災後の東京はカフェがどんどこ進出したそうですが
そのせいか美味しいお汁粉が食べられる店が減ってしまったそうです。
それを芥川龍之介が多いに嘆いた、というエピソード。
文豪と言えば酒・煙草!みたいなイメージがあるので
芥川龍之介が甘党だ、というのはちょっと違った一面が見えるかな、と思いました。
芥川龍之介と煙草
芥川龍之介と煙草についてはこんなツイートが
芥川龍之介はヘビースモーカーで、最もお気に入りの銘柄は、中原中也や太宰治も好んだゴールデンバット。箱に印刷されたSWEET & MILDから「吸うと参るぞ」とダジャレも。妻によれば 「煙草がなければよい考も出ない」と語っていたそうです。愛煙家が肩身の狭い現代に生まれなくてよかったと思います。
— 初版道 (@signbonbon) 2018年2月24日
芥川龍之介は愛煙家として有名です。
彼と言えば煙草!という印象ですが吸っている銘柄は結構コロコロ変わっていた模様。
少なくとも「これ一筋!」というわけではなかったようです。
若い頃は敷島という銘柄の煙草を愛飲していましたが
途中で先程も紹介したゴールデンバットへ銘柄を変えます。
ゴールデンバットは今でも生産されている超ロングセラーな一品。
パッケージは確かにどこかで見たことあるような気もします。
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良かったら見てくださいね。