今日のお話は詩人の萩原朔太郎に関してです。
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青空文庫でも様々な作品が読めます。
冬島はどうしても読んだ本の影響で萩原朔太郎というと江戸川乱歩を思い出してしまいます。
萩原朔太郎と江戸川乱歩
興味がある人はこちらの本も読んでみてくださいね。
フィクションという位置づけですけど、色々わかることも多いです。
萩原朔太郎と江戸川乱歩は8歳の年齢差がありましたが(萩原のほうが上ですね)
まぁ友人関係って年齢では測れませんよね。
しかも当時の文人達ですし。
例え一緒に回転木馬に乗ってても
ゲイバーにいってても
不思議はないです。
取材はしたいですが。(腐れ心が疼く)
萩原朔太郎とマンドリン
幼い頃から様々な芸術に触れていました。
3歳の頃、隣家で聞いたオルゴールの音色に惹かれ、
音楽に興味を持つようになったのだとか。
天才ってそんなものなのでしょうかね。3歳って…。
そんな彼がもっとも愛したのがマンドリンだそうです。
新しい物が好きな萩原は日本に伝わったばかりの楽器であるマンドリンを
すぐに買い求めたというお話。
国内屈指のマンドリン弾きに師事し、自身も指導者になるほどの熱狂っぷり。
指導者に成れるほどの実力があったってことですよね…。
好きだから、国内にあまり普及していなかったから、というのも大きいのかもしれませんが、あまりにも下手な演奏なら指導者にはなれないでしょうし。
むしろ本人のプライドにかけて、自分が下手なら教える側に立たないだろうな、とは。
詩の才能だけじゃなく、音楽の才能も豊かだったようです。
弾くだけじゃなく作曲もしているくらいですからね。
晩年の萩原は愛娘にマンドリンを教え込み、
自分はギターを弾いて二重奏を楽しんだとか。
かなり厳しかったようですが、娘さんはそれすらも楽しい思い出だった、とのこと。
よかった、トラウマとかになっていなくって…。
前橋文学館では、その娘と弾いたマンドリンが展示されているそうです。
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色んな文豪のお話が書いていてとても面白いです。
萩原朔太郎と洋食
萩原朔太郎は洋食が大好きで大好きで大好きだったみたいですね。
本当に大好きだったらしく、マンドリンのお弟子さんによくオムレツやスパゲティを作らせていたとか。
…自分で作らなかったのかな?
詩の中にも色々な洋食が登場していますよ。
この青猫にはおむれつの話やわつぷるの話なんかが出ています。
洋食の中でも卵は当時から手に入りやすかったのか
よくお母さんにハム入りの半熟オムレツを作ってもらっていたみたいですね。
このお話の出典はこちら
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良かったら見てくださいね。